カグラザメ
Bluntnose sixgill shark

Hexanchus griseus Bonnaterre, 1788
Order Hexanchiformes Buen, 1926
Family Hexanchidae Gray, 1851
Genus Hexanchus Rafinesque, 1810A   










UR1-UR9, UR10-UR16 (x3)
LS (symphyseal), LR1-LR5, LR6-LR10 (x3)







UR2, Height: 4.8 mm UR2, Height: 9 mm UR10, Weidth: 3.7 mm
LS, Weidth: 5.6 mm LR5, Weidth: 10.8 mm LR10, Weidth: 1.3 mm





カグラザメ
Hexanchus griseus

このサメの顎は他のサメ類の顎とは様子が異なる。 造りが薄くてきしゃ、上顎が下顎よりも大きくて普通とは逆(一般的には下顎が上顎よりも大きくがっしりしている)。 さらに成熟している歯 の数もせいぜい2列 (files)で他のサメが3列以上であるのに比べると最も少ない。 さらに接合歯をみると、噛んだときの圧力に耐えられるように歯根が扁平にはなっているが、それを支えるのは左右の顎枝の隙間の部分。これでは獲物を噛むとき、この歯はほとんど役に立っていないのではないか、引っ掛ける程度がやっとなのではと思われる。 顎の特徴は、このサメはスカベンジャーの傾向が強いプレデターであることを示唆している。



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